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【応用情報技術者】アウトラインフォントとは何か

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●アウトラインフォントとは
輪郭を形成してから中を塗りつぶして文字を表現するフォント。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期

アウトラインフォントの説明

アウトラインフォントとは、輪郭を形成してから中を塗りつぶして文字を表現するフォントです。

輪郭を形成してから塗りつぶすので、拡大や縮小を行っても形が崩れずに綺麗に表示出来ます。しかし、表示の度に輪郭を計算するため、描画に時間が掛かります。

ちなみに、ビットマップフォントというのもあります。
ビットマップフォントとは、画素というマス目を塗りつぶして文字を表現するフォントです

描画速度は速いですが、拡大・縮小をした時に輪郭が汚くなります。

〇アウトラインフォント
メリット:拡大・縮小しても綺麗に表示される
デメリット:描画処理に時間が掛かる

〇ビットマップフォント
メリット:描画処理が速い
デメリット:拡大・縮小した時、輪郭が汚くなる

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問24

ビットマップフォントよりも、アウトラインフォントの利用が適しているケースはどれか。

ア 英数字だけでなく,漢字も表示する。
イ 各文字の幅を一定にして表示する。
ウ 画面上にできるだけ高速に表示する。
エ 文字を任意の倍率で拡大して表示する。

正解と解説

正解は”エ”
アウトラインフォントは文字を拡大しても綺麗に表示されます。よって、”エ”が正解です。